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Hooked Rugとは



Hooked Rug
Hooked Rug(フックド・ラグ)はアメリカで生まれたカーペットの製法です。カーペットの製法にはペルシャじゅうたんに代表される経糸にパイル糸を結びつけてカーペットを作り上げる手織りカーペットやウィルトンやアキスミンスターのように機械でカーペットを織り上げる機械織カーペット。基布にたくさんの針でパイル糸を機械で打ち込むタフトカーペット。太目の糸で経糸、緯糸を織り上げる平織りカーペットなどがあります。
Hooked Rugは基布にフックガンというパイル打ち込み機械を手で操りながら柄を打ち込みカーペットに仕上げる刺繍のようなカーペットです。Hooked Rugはハンド・タフトやフック緞通とも呼ばれています。
アメリカ地図をデザインしたカーペット





Hooked Rugの特徴
Hooked Rugは基布にパイルを打ち込んで作る手工芸のカーペットです。
大きさやデザイン、色数の制約がなく製作できます。最低ロットや最大製作サイズの制約がなくお部屋の形に合わせておつくりできるのもHooked Rugの特徴です。探しても見つからないあなたの欲しかったカーペットを1点オーダーからおつくりできるのがHooked Rugです。
書をそのままラグに




Hooked Rugの規格について
Hooked Rug(フックド・ラグ)の織企画はパイル糸1粒の内容と30.3cm角の中にその粒が何粒入っているかで表示されます。
1/3×6 4200粒のように表示されます。1/3×6が1粒のパイル糸をあらわします。3番単糸が6本で一粒、30.3cm角に4200粒入っているということです。
3/4.5×3 3400粒、4.5番手の糸を3本撚って1本の糸にし、その糸が3本で1粒、30.3cm角に3400粒入っているということです。
粒数が増えるほどカーペットのグレードが上がっていきます。 詳しくはこちら
1/3×6 4200粒





Hooked Rugの素材
Hooked Rugに限らずカーペットにはさまざまな素材の糸が使われています。
天然繊維のウール、シルク、コットン、麻。
化学繊維のアクリル、ナイロン、ポリエステルなどがあります。
糸素材にはそれぞれ特徴があり使用用途によってそれぞれ使い分けられています。なかでもウールは汚れに強く、耐久性もあり染料の染まりも良いためカーペットには多く使われています。さらっとして光沢のあるシルクやさっぱりとした仕上がりのコットン。天然繊維を模して作った化学繊維なども使われています。
弊社では天然繊維を中心にウール、シルク、コットン、麻、レーヨン、ペーパー等を取り扱いしております。
Wool 100%




Hooked Rugのデザインについて
Hooked Rug(フックド・ラグ)は自由なデザインでおつくりできるのが特徴です。
マット1枚から宴会場のカーペットなどの大きなものまで色数やリピートに制限なくおつくりできます。
1枚の絵を床に広げたような自由な発想でカーペットをおつくりします。
カットパイルやループパイルを組み合わせたり、パイルの高さを変えたりとテクスチャー表現も自在にできるのがHooked Rugの特徴です。
某県庁保存施設